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【幸サラ】リアル派遣の品格(1)

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 幸せなサラリーマンになる方法 事業×IT=成功

 ITエンジニア 大和賢一郎 (グーグルで「大和賢一郎」と検索)

 オフィシャルサイト ⇒ http://kenichiro-yamato.jp/

 毎週日曜朝配信
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2013/04/07(日)(第366号)━━

大和賢一郎です。

・28年使える鉄板スキル

の教材、やっと完成しました。
https://tokyo-webs.jp/academy/

コンセプトは「ウェブの原点」を学ぶこと。
これを知っているのと知らないのとでは、仕事の加速度に数百倍の差が出ます。

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リアル派遣の品格(1)

前号を読む ⇒ http://kenichiro-yamato.jp/mag2back.html

・・・サラリーマンに未来は無いと、私は思います。

リアル派遣の品格

「ハケンの品格」というテレビドラマがあります。正社員よりも仕事がデキる、
女性のハケンを主人公にした物語です。フィクションですが、綿密な取材に基
づいた脚本なので、リアリティがあります。

私自身も「派遣する側・される側」両方の経験があり、テレビを見ながら「うん
うん、そうなんだよ」と、何度もうなずきました。

雇用の安定はすでに崩壊している:

大企業で、あるプロジェクトが100人体制だとします。そのうち、大企業の
プロパー正社員は、40名ほどです。残り60名は、派遣を使っています。
60名は、大企業グループの子会社や下請けから調達されます。「雇用」では
なく「調達」されるのです。「ヒト」ではなく「モノ」扱いなのです。

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 大和賢一郎がプロデュース&講師を務める、
 見やすい!高画質ブルーレイディスク動画教材
 基礎からわかる!HTML超入門
 無料サンプル差し上げます ⇒ https://tokyo-webs.jp/academy/

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そして100名は、同じ職場で、同じ仕事をします。それなのに、正社員40名
は多くの給料と休日をもらい、派遣60名よりも優遇されます。やがてプロジェ
クトが終焉したら、60名は派遣切りされ、路頭に迷います。

このような、構成員の60%を社外の人間が占める「6割の法則」は、ある特
定の企業にのみ特化した現象ではありません。私は同業種や異業種のサラリーマンに、
この話しをしたら「うちも同じですよ」という答えが返ってきました。すなわち、
日本企業全体が、この比率でバランスを保っているのです。

大企業で働いていれば雇用が安定する。その神話は確実に崩壊しています。
組織に雇われて仕事をする人たちの6割が、いつクビにされるか分からない、
極めて不安定な環境で戦々恐々としているのです。

(次号につづく…)

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起業家のための、損しないIT外注テクニック
 ⇒ https://www.facebook.com/tec1mouke

連載:失敗しないウェブ外注(第17回)

ブログやSNSを卒業するためには、ウェブの基本的なしくみを理解しなければなりません。たとえばHTML。HTMLは、ウェブで表示できる全てのコンテンツにおいて、必須の言語です。たとえばブログやSNSを使っていて「HTMLを編集する」といった機能が存在していても、HTMLを知らなければ使いこなせません。結果として、ウェブサイトの性能を十分に引き出すことが出来ず、アクセスを集めるのが難しくなるのです。

お客「私もブログをやっていたんですが、やめてしまいました。」

大和「なぜですか?」

お客「誰でも作れるので、差別化が難しいんです。」

大和「つまり競合が多すぎて勝負にならない、と」

お客「はい。でも上級者の人は、ブログを自由にカスタマイズして、すごいデザインに仕上げています」

大和「すごいデザインとは?」

お客「普通に作っていては表現できないような綺麗なレイアウト、画像、カラーリングなどです」

大和「それってHTMLやCSSを使ってカスタマイズしているのではないですか?」

お客「そういえば、HTMLを編集したりできるらしいのですが、使っていません。」

大和「どうしてでしょう?」

お客「なんか下手にいじったら壊れそうで怖いし、そもそもパソコン初心者なので・・・」

大和「たしかにわけも分からずいじったら、レイアウトがぐちゃぐちゃに崩れたりします」

お客「じゃあやっぱり素人は触らないほうがいいですね」

大和「ですが、それでは結局、思い通りのカスタマイズが出来ませんよね?」

お客「ではどうすればよいのでしょう?」

大和「まずはHTMLの簡単な変更から少しずつ始めてみることをオススメします」

お客「簡単な変更とは?」

大和「HTMLのタグには、いろんな種類があり、初心者にも分かりやすい基本的なタグは、勉強もさほど難しくありません」

お客「そういえばHTMLはウェブの基本だと聞いたことがあります」

大和「はい、学生でも最初に習うのはHTMLです。」

お客「グーグルでHTMLタグと検索すれば、たくさん出てきますね」

大和「そうですね、その中から、自分で理解できそうなものを選んで、少しずつ学んでいくのです」

お客「でも、具体的にどうやって学べばよいのでしょうか?」

大和「まずはHTMLファイルの基本的な仕組みを理解して、作り方を知ることが大切です」

お客「短期間で効率的に学べる方法ってありますか?」

大和「たとえば https://tokyo-webs.jp/academy/ などは、有効な教材ですね。」

お客「基礎からわかる!HTML超入門、ですね」

大和「はい、これなら、普通にWindowsが使えるスキルさえあれば、2時間ほどで習得できます」

お客「早速、始めてみます」

ブログやSNSだけで集客できない理由、それは「ライバルとの差別化が難しい」からです。よって、より注目を集めるコンテンツに仕上げるためには、オリジナリティを出さなければなりません。そのためには、まずHTMLを学び、ウェブのデザインやレイアウトがどのように作られているのか?といった基本を勉強することが大切です。

失敗しない鉄則(17):まずはHTMLを理解する

ところで、HTMLを勉強するうえでは、ブラウザの機能を理解することも重要です。そもそもブラウザとは一体なんなのでしょうか? > 続きは次回にお伝えします。

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幸せなサラリーマンになる方法 事業×IT=成功
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【幸サラ】管理職が余る理由(3)

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 幸せなサラリーマンになる方法 事業×IT=成功

 ITエンジニア 大和賢一郎 (グーグルで「大和賢一郎」と検索)

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 毎週日曜朝配信
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2013/03/03(日)(第365号)━━

大和賢一郎です。

・28年使える鉄板スキル

の教材ですが、開発は順調に進んでいます。

コンセプトは「ウェブの原点」を学ぶこと。

今年のゴールデンウィーク前までには、発売を開始する予定です。

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管理職が余る理由(3)

前号を読む ⇒ http://kenichiro-yamato.jp/mag2back.html

・・・管理職の役割が、メールに取って代わられたのです。

もう1つの管理職の機能として「仲介」がありました。他部署の初対面の社員
に仕事をお願いしなければならないケース。いきなり行っても門前払いですから、
まずは上司を経由して「紹介」してもらいます。

しかしメールの普及で、他部署の人間であっても、社員名簿でアドレスを調べて、
一方的に「宜しくお願いします」と、仕事を命令できるようになりました。
とりあえず上司もCCに入れておきますが、上司の側も全部読みきれませんから
「直接やりとりしていいよ」となります。よって仲介業者は不要になり、
担当者同士の直接商取引が始まるのです。

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 大和賢一郎の
 モチベーションを高める言葉
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このように、管理職が余るのは「情報化社会でITが普及し、管理職の仕事を
奪ったから」なのです。旧来の制度が時代に合わなくなっているのなら、変え
ていかなければなりません。

しかし多くの管理職はポジションを失いたくないので「管理のための管理」を
でっち上げ、管理職であり続けようとします。

たとえば、今さらタイムカードを作ったり、ウェブアクセスの監視を強化したり、
持ち物検査をしたり。その「昭和の古き価値観にしがみつく哀れな姿」は滑稽
と言わざるを得ません。既得権益を捨てる勇気。それが持てなければ、日本の
サラリーマンに未来は無いと、私は思います。

(次号につづく…)

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起業家のための、損しないIT外注テクニック
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連載:失敗しないウェブ外注(第16回)

ウェブサイトの管理には、FTPが欠かせません。しかし最近では、FTPを使わなくても、HTTPでページを更新できるサービスが登場しています。FTPのクライアントソフトウェア(FFFTPなど)が無くても、ブラウザさえあれば、ページを追加したり、記事を編集したり、画像を変更したり、メンテナンスできます。それがCMSです。

お客「FTPを理解しないと、ウェブサイトは運営できないのでしょうか?」

大和「理解しておいたほうがベターですが、CMSを使うなら、FTPを知らなくても問題ありません。」

お客「CMSって、なんですか?」

大和「簡単に言えば、ブログですかね。」

お客「ブログはCMSなんですか?」

大和「ブログに限らず、ブラウザ上からページをアップできる仕組みは、広くCMSと呼ばれます。」

お客「じゃあFacebookは?」

大和「FacebookもCMSと考えてよいです。」

お客「ところで、CMSって、なんの略なんですか?」

大和「コンテンツマネージメントシステムです。」

お客「なんとなく分かるような、分からないような・・・」

大和「噛み砕いて言えば、誰でも簡単にウェブサイトを立ち上げられる仕組み、といったところですかね。」

お客「でも私、Facebookやってますが、いまいち使い方が分からず、難しく感じています。」

大和「ブログはどうですか?」

お客「チャレンジしてみましたが、やはり使いこなせていない感があります。」

大和「もっと簡単にしてほしい、って感じですか?」

お客「はい、もっとわかりやすく、手軽になれば」

大和「ブログが無かった時代に比べれば、超かんたんになったとも言えるのですがね。」

お客「どういう意味ですか?」

大和「ブログが爆発的に広がり始めたのは、2003年以降です。」

お客「はい、私がブログを知ったのは2005年でした。」

大和「では、それ以前の時代には、ウェブサイトは存在しなかったのでしょうか?」

お客「いいえ、グーグルもありましたし、たくさんの検索結果がヒットしました。」

大和「それらのページは誰が作っていたのでしょうか?」

お客「会社とか、個人とか」

大和「では個人のページは、ブログが無かった時代、どのように作られていたのでしょう?」

お客「ホームページビルダーとかですか?」

大和「それも1つの手段です。いずれにせよ、ブログほど敷居の低いものではありませんでした。」

お客「と言いますと?」

大和「ホームページビルダーを買ったけれど、結局使いこなせなかった、というパターンが多かったのです」

お客「ホームページビルダーを使っても、ホームページをゼロから作るのは難しかったのでしょうか?」

大和「やはり初心者には難しかったようです。勉強も必要でした。」

お客「じゃあホームページビルダーをもっと簡単に使いやすくすれば、多くの人が喜んだのではないですか?」
大和「そうなんです。それで簡単に、簡単に、を突き詰めた結果、ブログのような仕組みが登場したのです。」
お客「でもブログって誰でもやっているから、それだけでアクセスを集めるのは難しいですよね?」

大和「はい、誰でもできる、ということは、競合も多い、ということですから。」

お客「じゃあどうすれば差別化できるんですか?」

大和「やはりブログに頼らず、オリジナルのウェブサイトをデザインしなければ注目は集まりません」

お客「なるほど。(簡単に注目を集めようなんて甘いのか・・・)」

CMSの登場で、誰でも手軽にウェブサイトを持てるようになりました。しかし「誰でも手軽に出来る」ということは、競合も多い、つまりアクセスを自分だけに向けることは難しい、ということです。よって、ライバルに差をつけるためには、CMSだけに頼らず、オリジナルのデザインを考えなければなりません。

失敗しない鉄則(16): 「誰でも出来る簡単なCMS」に頼り切らない。

でも、ブログやSNSを卒業するためには、いろいろ難しい技術を勉強しなければダメなのでは? 業者との会話に付いていけなかったらどうしよう? > 続きは次回にお伝えします。

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【幸サラ】管理職が余る理由(2)

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 幸せなサラリーマンになる方法 事業×IT=成功

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 毎週日曜朝配信
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2013/02/17(日)(第364号)━━

大和賢一郎です。

・28年使える鉄板スキル

があるとしたら、知りたくないですか?

現在、ある教材の開発を進めています。
激動のインターネット社会を生き残る、最強の武器。

詳細は追ってご連絡しますね。

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管理職が余る理由(2)

前号を読む ⇒ http://kenichiro-yamato.jp/mag2back.html

・・・そのため、いちいち「使い方マニュアル」を書いているヒマがないのです。

しかも、ワードやエクセルが無かったころは、ドキュメントを書くのは手書き
なので、かなりの時間と労力が必要でした。そのため「この機械の使い方は、
あの上司しか知らない」という状況すなわち、ノウハウが管理職の頭の中に蓄積
されており、それを部下に伝授する「教育者」としての役割が求められたのです。

しかし情報化社会では、ワードやエクセルで簡単にマニュアルを作成できます。
上司の側も「自分が休んでも部下が代わりにやってくれるようにマニュアルを
書いておこう」と考えます。

さらに、業務に使う機器も特注マシンではなく、市販されているパソコンとOS。
参考書は山のように売られており、上司に教えてもらうよりグーグルやアマゾ
ンで検索したほうが早いのです。そのため、管理職の「教育者」としての出番が
減ったのです。

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【3】伝達
同報メールが無かったころは、連絡事項を伝えるのに、全社員を一箇所に集め
る必要がありました。具体的には、朝礼などで集合させ、管理職が「伝達者」
としてスピーカーになっていたのです。

しかしITの普及で、肩書きや役職に関係なく、誰でも同報メールを関係者全
員に送信できるようになりました。

朝礼をやっても「今日は避難訓練があります。詳細はメールで送ったので各自
見ておいてください」となります。聞く側も「そんなのメールでいいじゃん、
わざわざ人を集めて口頭で話さなくても」と思います。すなわち「伝達者」と
しての管理職の役割が、メールに取って代わられたのです。

(次号につづく…)

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起業家のための、損しないIT外注テクニック
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連載:失敗しないウェブ外注(第15回)

サーバのメンテナンス費用は、業者によってピンきりなので、後悔しないように、契約前にしっかり確認しておきましょう。特に「FTPアカウントとパスワードの管理権限」はしっかり押さえておかないと、業者の言いなりになって身動きが取れなくなる危険があります。「サーバの管理=FTPの管理」といっても過言ではありません。FTPの設定内容は、ホームページの更新や追加に欠かせない重要な情報です。鍵をちゃんと握りましょう。

お客「FTPってよく見かけますが、なんですか?」

業者「ファイル転送プロトコルです」

お客「イマイチわかりません。何に使うんですか?」

業者「ホームページを公開する、ということは、ウェブサーバにhtmlファイルをアップすることです」

お客「それはなんとなく分かります。」

業者「”アップする”とは、パソコンからウェブサーバにファイルをコピーすることなんです」

お客「そのためにFTPが必要なんですか?」

業者「ええ、そしてコピー以外にも、修正や削除もFTPでやります」

お客「ホームページの記載内容を書き換えたりするのも?」

業者「FTPでやります。」

お客「なんだか難しそうだし、失敗したら怖いので、業者さんにお願いできませんか?」

業者「対応してくれる業者さんもいますが、自分でも出来るようになっておいてください。」

お客「なぜですか?」

業者「”業者がいないとFTPが出来ない”という不利な状況を作らないためです」

お客「どういう意味ですか?」

業者「FTPを使うためには、アカウントとパスワードが必要です」

お客「面倒ですね。パスワードとか”設定無し”にできないのですか?」

業者「それはもっとも危険な行為です」

お客「キケン!?」

業者「他人のホームページにイタズラしたいと思ったことは?」

お客「ありますね。ライバルのサイトとか削除したり、書き換えたりできたらいいのに、なんてね。」

業者「FTPは、ウェブサーバのファイルを削除したり、修正したりできます」

お客「だから?」

業者「パスワードを設定しておかないと、アカウントがバレたら終わりですよ」

お客「”終わり”って?」

業者「あなたのホームページを敵視している”悪意ある誰か”の餌食になります。」

お客「やっぱりパスワードをしっかり設定しておきます。怖いので。」

業者「そうですね、できるだけ第三者に推測されない内容を、自分で管理しましょう」

お客「パスワードさえ知られなければ、絶対に消されることはないですよね?」

業者「はい、無いです。ゆえにキケンなのです。」

お客「意味が分かりません。」

業者「FTPのアカウントとパスワードの管理が面倒なので、すべて業者に丸投げしたとします。」

お客「それで?」

業者「あなたはホームページの運営者でありながら、パスワードを知らないので、自分でFTPできません。」

お客「業者にお願いすればいいだけですよね?」

業者「それは裏を返せば”業者がいないと更新できない”ことになります」

お客「べつにいいんじゃないですか?」

業者「もしあなたが、将来的に業者へ不満を抱き、他の業者に乗り換えたいと思ったら?」

お客「今の業者からFTPのアカウントとパスワードを聞いて、新しい業者に・・・」

業者「そこで重要なのが”FTPのアカウントとパスワードの譲渡”に関する規約です」

お客「それってなんですか?」

業者「お客を手放したくない業者が、簡単にFTPの権限を引き渡すでしょうか?」

お客「引き渡すのが当然でしょ?」

業者「”FTP権限は弊社に帰属します。アカウントおよびパスワードの譲渡は出来ません”とか契約書に書いてあったらどうしますか?」

お客「そんなの無効でしょう!」

業者「”FTP権限が弊社に帰属する”という前提での制作料金でしたので、譲渡する場合は追加料金が・・・」

お客「そんな後出しジャンケンが通用するなんて!」

業者「そうならないために、きちんと契約内容を確認しておいたほうがいいですよ」

お客「はい、注意します。(FTPは自分でやる!自分でやる!自分でやる!)」

ウェブサイトの運営において、FTP権限は、賃貸における鍵のような存在です。「鍵を自分で管理するのは紛失しそうで怖い」ではなく「鍵を業者に握られているほうが怖い」と考えましょう。実際には、FTPのアカウントとパスワードを自分と業者で共有し「業者もできるし、自分でもできる」という状況にしておくのが最適です。簡単な修正なら自分でやればいいし、トラブルが発生したら業者に見てもらうとよいでしょう。

失敗しない鉄則(15): FTP権限の扱いについて、事前に業者と話し合って確認しておく。

でも最近は、FTPを使わなくてもページを修正したり追加できる機能があるらしいけど、本当? > 続きは次回にお伝えします。

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【幸サラ】管理職が余る理由(1)

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 幸せなサラリーマンになる方法 事業×IT=成功

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 毎週日曜朝配信
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2013/01/27(日)(第363号)━━

大和賢一郎です。

横浜BLITZにライブを見に行きました。
写真 ⇒ https://www.facebook.com/1mouke

10年以上も活動を続けているミュージシャンって、すごいと思います。
自分の仕事に飽きなければ、どんな業種でも成功できるのでしょう。

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管理職が余る理由(1)

前号を読む ⇒ http://kenichiro-yamato.jp/mag2back.html

・・・「監視」「教育」「伝達」が、ITに取って代わられたからです。

【1】監視
テレビや自動車を大量生産していた工業化社会では、会社員の仕事は工場での
ライン作業がメインでした。その際、労働者の手足が止まっていたら「おい、
何をサボっているんだ!」と、誰かが叱責しなければなりません。その役割が
管理職です。

しかし情報化社会では、会社員はパソコンと頭を使って仕事をするので、手足
を止めたとしても、それは考えている(仕事をしている)のか、それともボー
っとしているのか、見た目で判断できません。すなわち物理的に監視不可能に
なったのです。

では仮に、社員の「脳の動き」をモニターで監視したとして、それで業務の効
率が上がるでしょうか?

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会社員の仕事は「アイデア」「ひらめき」「コンセプト」などがメインになり
ました。そのような「気づき系」は単純物理作業や肉体労働とは異なり、叱責
や監視でクオリティが高まるものではありません。

むしろ、自由にリラックスした空間のほうが創造性を発揮できたりします。よ
って「監視不可能」かつ「監視しても意味が無い」ので、監視役としての管理
職の必要性が無くなったのです。

【2】教育
工業化時代は、特殊な部品を作るために特注された加工機械が用いられました。
特注品なので、書店に行ってもマニュアル本は売られていません。そして製品
が変われば必要な部品も変わりますから、さらに特注で機械をカスタマイズし
ます。そのため、いちいち「使い方マニュアル」を書いているヒマがないのです。

(次号につづく…)

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連載:失敗しないウェブ外注(第14回)

ホームページを公開する上で欠かせないのがウェブサーバです。でも「種類が多くてどれを選べばいいのか分からない」とお悩みの方も多いでしょう。多機能すぎても使いこなせないし、シンプルすぎても物足りない。選ぶポイントはズバリ「ホームページ公開後のメンテナンスをどうするか?」です。「自分でやるか」「業者に任せるか」で判断しましょう。自分でやるなら慎重に選ぶ必要がありますが、業者任せなら気にしなくていいです。

お客「ホームページを公開した後、更新とかはどうすればいいですか?」

業者「メンテナンスですね。」

お客「メンテナンス?」

業者「はい、更新の他にも、メールアドレスの追加や、各種設定変更などが必要になります」

お客「メールアドレスの追加って、どういう意味ですか?」

業者「ホームページを公開するとき、独自ドメインを取得しますよね?」

お客「はい、私は自分の会社名で、ドメイン名(ホームページアドレス)を取得したいです」

業者「そのドメイン名で、メールアドレスも使いたいですよね?」

お客「もちろんです。」

業者「たとえば、ドメイン名が @kaisya.com だとします。あなたのお名前は?」

お客「山田です。」

業者「では、メールアドレスは yamada@kaisya.com を登録したいですよね」

お客「はい、したいです」

業者「ところで、yamada@kaisya.com だと、個人アドレスっぽくないですか?」

お客「そうですね、一応、私、社長なんですけど、私的なアドレスみたいですね。」

業者「でしたら、info@kaisya.com とか support@kaisya.com とか、作りたくないですか?」

お客「はい、作りたいです。ちゃんとした会社っぽくて、カッコいいですね。」

業者「他にも、社員が増えたら? たとえば、川田さんが入社したら kawada@kaisya.com が必要なのでは?」

お客「必要です。え? ということは、メールアドレスの追加って、結構ひんぱんにあるのですね。」

業者「はい。ホームページを運営するということは、メールアドレスの管理も兼ねるんです」

お客「なんだか面倒くさそうですね。誰かにお願いして代行してもらえないのでしょうか?」

業者「それを請け負ってくれる業者さんなら、お金を払えばやってくれると思います」

お客「請け負ってくれるかどうかは、業者さんによって違うのですか?」

業者「はい、違いますし、やってくれるにせよ、価格もピンきりです」

お客「どういうことですか?」

業者「たとえば”サーバのメンテナンスは月額○円”という業者さんがいるとします」

お客「それで?」

業者「その”メンテナンス”の中に”メールアドレスの追加や削除”が含まれる場合は、月額○円でやってくれます」

お客「含まれていない場合はどうなるんですか?」

業者「メールアドレスを1件追加するごとに○円いただきます、みたいな」

お客「具体的にいくらですか?」

業者「言い値ですね。1,000円かもしれないし、5,000円かもしれないし。3万円かも?」

お客「えっ!? そんなのアリなんですか?」

業者「アリなんです。だから業者を選ぶときは、事前にしっかり確認したほうがいいですよ。」

お客「はい、気をつけます。(メンテナンスの価格設定って、怖いな・・・)」

ホームページの「更新」と聞くと、「タイトルを変更する」「写真を入れ替える」「文章を書き換える」などを連想するでしょう。しかし、それ以外にも、メールアドレスの追加や削除など、サーバの管理作業が発生します。このような「メンテナンス」は永続的に必要なので、ランニングコストとなります。自分でメンテナンスするのか、業者にお願いするのか、まずはそれを決めて、適切な業者やサーバを選択しましょう。

失敗しない鉄則(14):メンテナンスを業者にお願いする場合は「含まれる作業範囲」と「価格」を明確にする。

では、サーバのメンテナンスには、他にどのような作業があるのでしょうか? > 続きは次回にお伝えします。
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【幸サラ】企業間デジタルディバイドの恐怖(4)

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 幸せなサラリーマンになる方法 事業×IT=成功

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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2013/01/27(日)(第363号)━━

大和賢一郎です。

最近、ライブを見に行くのがマイブームです。
ロック系が好きですが、邦楽全般を聴きます。

誰のライブに行ったのか?は、
 ⇒ https://www.facebook.com/1mouke
にアップしていきますね。

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企業間デジタルディバイドの恐怖(4)

前号を読む ⇒ http://kenichiro-yamato.jp/mag2back.html

・・・中小企業や個人事業主と、どんどんスキルの差がついていくのです。

このように「コンプライアンスに縛られる大企業」と「次々と自由に新しいも
のを取り入れる中小企業やベンチャー」との間で「企業間デジタルディバイド」
が発生しています。

こんな状態があと10年、20年と続いたら、大企業の社員たちはいったいど
うなってしまうのでしょう。平成の浦島太郎。考えただけで恐ろしくなります。

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 職場の人間関係で悩まない「ストレス解消&メンタル強化」
 ⇒ http://kenichiro-yamato.jp/cms/video/

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管理職が余る理由

大企業では今「行き場を失った管理職たちが余る」という異常現象が起きてい
ます。具体的には、40代半ばから50代半ばの課長相当職が、ごった返した
狭い職場で椅子取りゲームを繰り広げているのです。

本来、会社組織はピラミッド型で、上に行くほど人数が少なく、下に行くほど
人数が多い、というのが常識です。しかし「課長が3人で、部下が1人」とい
った、いびつで非常識な逆ピラミッド構造が生まれているのです。

一度「課長」という肩書きを付けたら、簡単には剥がせません。よって「担当
課長」とか「課長代理」のように苦しまぎれの「ギリギリ課長」というポスト
を強制量産した結果「課長だらけ」になったのです。

現場で働く若手たちにとっては「一体誰に報告すればいいのか分からない」と
いう状況になり、「とりあえず3人ともCCに入れておけばいいか」となります。
すると3人の課長も「他の2人のどちらかが見てくれるだろう」と、お互いに
仕事を押し付けあうようになり、責任の所在が不明確なままプロジェクトが進
んで、致命的なミスで崩壊するのです。

ではなぜ、管理職が余るのでしょうか? 理由は、管理職の3大機能である
「監視」「教育」「伝達」が、ITに取って代わられたからです。

(次号につづく…)

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起業家のための、損しないIT外注テクニック
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連載:失敗しないウェブ外注(第13回)

国内の有料サーバはたくさんあるけれど、価格もピンきりだし、どれを選んだらいいのか分からない。あまり高機能でも使いこなせないし、そもそもサーバを運用するのは始めてだから、どんなスキルが必要なのかも不明。ITには詳しくないので、技術的に行き詰ったらどうしよう。そんな悩みをお持ちの方も多いはず。今回は、サーバを選ぶ上で重要な「価格と機能のバランス」の見極め方をご紹介します。

お客「”ロリポップ”というサーバが良いと聞いたのですが、本当なんですか?」

業者「なぜ”ロリポップ”が良いとお考えなのですか?」

お客「グーグルで”レンタルサーバ”と検索したら、トップに出てくるからです」

業者「他には?」

お客「価格も安いし、使っている起業家も多いと聞きます」

業者「おっしゃるとおり、”ロリポップ”は、手始めのサーバとしては最適です」

お客「”手始め”とは?」

業者「安価で契約できますし、基本的な機能も備えていますから、初心者向けと言えます」

お客「初心者向けってことは、上級者は使わない、ということですか?」

業者「必ずしも使わないわけではありませんが、慣れてくると、もっといろんな機能がほしくなるのです」

お客「たとえばどんな機能ですか?」

業者「コントロールパネルとか、アクセス解析とか、ですかね」

お客「コントロールパネルって、なんですか?」

業者「サーバの状態を見たり、各種設定を変更したり、クルマで言う運転席ですかね」

お客「サーバの状態って、何を見るんですか?」

業者「ディスク容量があと何バイト残っているか?とか、メールの転送設定がONになっているか?とか、いろいろあります」

お客「そんなの、どの業者のサーバでも同じでは?」

業者「基本的には同じですが、見やすい、見にくい、は業者ごとに違います」

お客「どういう意味ですか?」

業者「クルマの運転席に必要な表示機能って、何ですかね?」

お客「スピードメーターとか、ガソリン残量とか、あとオイル交換警告ランプも欲しいです」

業者「他には?」

お客「最近では、半ドア警告、シートベルト未装着警告、エコメーターなど、さまざまです」

業者「つまり車種によって搭載する表示機能も異なりますよね」

お客「はい、ということは、サーバで考えても、同じことが言えるのでしょうか?」

業者「そのとおりです。サーバの状態を把握するために、いろんな情報を見たいですよね?」

お客「はい、見たいです」

業者「そのためには、充実したコントロールパネルを搭載したサーバを選ぶことが大切です」

お客「なるほど、分かりました。(ところでサーバのコントロールパネルって、契約前に見られるのかな?)」
サーバ選びの重要な観点として「コントロールパネルの充実度」があります。これは業者によってピンきりであり、どれが良い悪いとは一概に言えません。ジャンボ機のコックピットのようにスイッチだらけでも混乱します。ですから初心者にはセスナぐらいがいいのですが、ベテランのパイロットには物足りません。実際に操作してから決めたい、という場合は、無料お試し期間などを利用して、触ってみるのが一番手っ取り早いです。

失敗しない鉄則(13):コントロールパネルは各サーバによって機能が異なるので事前に調査し体感しておく。
でも、ホームページを公開するのは初めてで「どんな機能があれば十分なのか分からない」という人はどうすればいいのでしょうか? > 続きは次回にお伝えします。

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