【幸サラ】管理職が余る理由(3)

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 幸せなサラリーマンになる方法 事業×IT=成功

 ITエンジニア 大和賢一郎 (グーグルで「大和賢一郎」と検索)

 オフィシャルサイト ⇒ http://kenichiro-yamato.jp/

 毎週日曜朝配信
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2013/03/03(日)(第365号)━━

大和賢一郎です。

・28年使える鉄板スキル

の教材ですが、開発は順調に進んでいます。

コンセプトは「ウェブの原点」を学ぶこと。

今年のゴールデンウィーク前までには、発売を開始する予定です。

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管理職が余る理由(3)

前号を読む ⇒ http://kenichiro-yamato.jp/mag2back.html

・・・管理職の役割が、メールに取って代わられたのです。

もう1つの管理職の機能として「仲介」がありました。他部署の初対面の社員
に仕事をお願いしなければならないケース。いきなり行っても門前払いですから、
まずは上司を経由して「紹介」してもらいます。

しかしメールの普及で、他部署の人間であっても、社員名簿でアドレスを調べて、
一方的に「宜しくお願いします」と、仕事を命令できるようになりました。
とりあえず上司もCCに入れておきますが、上司の側も全部読みきれませんから
「直接やりとりしていいよ」となります。よって仲介業者は不要になり、
担当者同士の直接商取引が始まるのです。

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 大和賢一郎の
 モチベーションを高める言葉
 毎日更新 ⇒ http://kenichiro-yamato.jp/

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このように、管理職が余るのは「情報化社会でITが普及し、管理職の仕事を
奪ったから」なのです。旧来の制度が時代に合わなくなっているのなら、変え
ていかなければなりません。

しかし多くの管理職はポジションを失いたくないので「管理のための管理」を
でっち上げ、管理職であり続けようとします。

たとえば、今さらタイムカードを作ったり、ウェブアクセスの監視を強化したり、
持ち物検査をしたり。その「昭和の古き価値観にしがみつく哀れな姿」は滑稽
と言わざるを得ません。既得権益を捨てる勇気。それが持てなければ、日本の
サラリーマンに未来は無いと、私は思います。

(次号につづく…)

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起業家のための、損しないIT外注テクニック
 ⇒ https://www.facebook.com/tec1mouke

連載:失敗しないウェブ外注(第16回)

ウェブサイトの管理には、FTPが欠かせません。しかし最近では、FTPを使わなくても、HTTPでページを更新できるサービスが登場しています。FTPのクライアントソフトウェア(FFFTPなど)が無くても、ブラウザさえあれば、ページを追加したり、記事を編集したり、画像を変更したり、メンテナンスできます。それがCMSです。

お客「FTPを理解しないと、ウェブサイトは運営できないのでしょうか?」

大和「理解しておいたほうがベターですが、CMSを使うなら、FTPを知らなくても問題ありません。」

お客「CMSって、なんですか?」

大和「簡単に言えば、ブログですかね。」

お客「ブログはCMSなんですか?」

大和「ブログに限らず、ブラウザ上からページをアップできる仕組みは、広くCMSと呼ばれます。」

お客「じゃあFacebookは?」

大和「FacebookもCMSと考えてよいです。」

お客「ところで、CMSって、なんの略なんですか?」

大和「コンテンツマネージメントシステムです。」

お客「なんとなく分かるような、分からないような・・・」

大和「噛み砕いて言えば、誰でも簡単にウェブサイトを立ち上げられる仕組み、といったところですかね。」

お客「でも私、Facebookやってますが、いまいち使い方が分からず、難しく感じています。」

大和「ブログはどうですか?」

お客「チャレンジしてみましたが、やはり使いこなせていない感があります。」

大和「もっと簡単にしてほしい、って感じですか?」

お客「はい、もっとわかりやすく、手軽になれば」

大和「ブログが無かった時代に比べれば、超かんたんになったとも言えるのですがね。」

お客「どういう意味ですか?」

大和「ブログが爆発的に広がり始めたのは、2003年以降です。」

お客「はい、私がブログを知ったのは2005年でした。」

大和「では、それ以前の時代には、ウェブサイトは存在しなかったのでしょうか?」

お客「いいえ、グーグルもありましたし、たくさんの検索結果がヒットしました。」

大和「それらのページは誰が作っていたのでしょうか?」

お客「会社とか、個人とか」

大和「では個人のページは、ブログが無かった時代、どのように作られていたのでしょう?」

お客「ホームページビルダーとかですか?」

大和「それも1つの手段です。いずれにせよ、ブログほど敷居の低いものではありませんでした。」

お客「と言いますと?」

大和「ホームページビルダーを買ったけれど、結局使いこなせなかった、というパターンが多かったのです」

お客「ホームページビルダーを使っても、ホームページをゼロから作るのは難しかったのでしょうか?」

大和「やはり初心者には難しかったようです。勉強も必要でした。」

お客「じゃあホームページビルダーをもっと簡単に使いやすくすれば、多くの人が喜んだのではないですか?」
大和「そうなんです。それで簡単に、簡単に、を突き詰めた結果、ブログのような仕組みが登場したのです。」
お客「でもブログって誰でもやっているから、それだけでアクセスを集めるのは難しいですよね?」

大和「はい、誰でもできる、ということは、競合も多い、ということですから。」

お客「じゃあどうすれば差別化できるんですか?」

大和「やはりブログに頼らず、オリジナルのウェブサイトをデザインしなければ注目は集まりません」

お客「なるほど。(簡単に注目を集めようなんて甘いのか・・・)」

CMSの登場で、誰でも手軽にウェブサイトを持てるようになりました。しかし「誰でも手軽に出来る」ということは、競合も多い、つまりアクセスを自分だけに向けることは難しい、ということです。よって、ライバルに差をつけるためには、CMSだけに頼らず、オリジナルのデザインを考えなければなりません。

失敗しない鉄則(16): 「誰でも出来る簡単なCMS」に頼り切らない。

でも、ブログやSNSを卒業するためには、いろいろ難しい技術を勉強しなければダメなのでは? 業者との会話に付いていけなかったらどうしよう? > 続きは次回にお伝えします。

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